1. ホーム
  2. 資料を知る
  3. 電子展示:おもちゃ絵~紙の上にひろがる学びと遊び~

遊びと教育

電子展示:おもちゃ絵
~紙の上にひろがる学びと遊び~

《    ||次へ 》

1.子どもの風景

(1) 『新板子供遊尽し』 【しんぱんこどもあそびづくし】 
/ しう(秀)月画 [本文画像を見る]

子供風俗の絵尽くしで、さまざまな伝統的な子供の遊びが一画面に緊密に配置されて活き活きと描かれ、臨場感をもたらす会話の言葉が随所に挿入されている。凧上げ・羽突き・双六・カルタなどがあって、正月の遊びの光景とも解せるが、竹馬・こま廻し・輪廻し・縄跳び・まり突き・お手玉など日常定番の遊びも見られる。竹の棒を二人の子供に担がせて、懸垂【けんすい】をしているのがやや変わっていて、「あぶないあぶない※」「たけがしなつてもだいじやうぶダヨ」とある。
※下線部は原本で踊り字により表記されています。
→[印刷用解説](PDF形式130KB)

        

2.紙のおもちゃ

(2) 『教訓元禄きせかへ』 【きょうくんげんろくきせかえ】
 / 樋口銀太郎画 [本文画像を見る]

着せ替えの一つで、両面合わせにもなっている。元禄時代の女性に三様の着物を着せて遊ぶように工夫されている。二種の笠、別な髪型、頭巾、簪【かんざし】、桶なども添えられている。
→[印刷用解説](PDF形式101KB)

        

(3) 『餝立武者揃』 【かざりたてむしゃぞろい】 / 芳藤画
[本文画像を見る]

武者揃を餝立【かざりたて】(組立)としたもの。騎馬の武将と四人の武者が立ち並び、馬の首や足、鎧の手などを貼って、馬印、旗、武器などをそれぞれが持つようになっている。武者にはその名が記され、完成図が小さく描かれている。伊予守義経とそれに供奉する、武蔵坊弁慶、駿河次郎清重、亀井六郎、御厨喜三太、熊井大助らである。           
→[印刷用解説](PDF形式124KB)

        

(4) 『新板あね様づくし』 【しんぱんあねさまづくし】 / 国明画 [本文画像を見る]

姉様の絵尽くしの一つ。特徴的なのは、男性も含めて、幅広い階層の人物が収められていて、当時の世相が如実に描かれていることである。名前だけの人もいるが、奥様、お姫様、官女、お公家様、お后様、置屋【おきや】芸者、花魁【おいらん】、禿【かむろ】、新造、旦那さん、お爺さん、下げ巻、芸者、お婆さん、小僧さん、イギリス結びなど、家柄、家人構成、遊里、髪型風俗が示されている。
→[印刷用解説](PDF形式126KB)

        

(5) 『新板折かわりゑ五十五』 【しんぱんおりかわりえごじゅうご】 /  [本文画像を見る]

折替わりの一つ。四枠の中で、中心の二枠を谷折にして折り込むと、異なった絵になる。「しんげんがとうがらしとなる」、「うへきばちがふりだいこになる」などがある。
→資料に示された文字を読む[翻字]
→[印刷用解説](PDF形式125KB)

        
    

《    ||次へ 》